4月5日はじぃじの95歳の誕生日でした
この日じぃじと私と兄は金沢の介護付き有料老人ホームへ向かいました
あいにくの雨の高速は4時間かかりました
途中2度ほど道の端で屎瓶で採尿しながらという大変な道中でしたが
到着したときは爽やかに晴れていてガラス張りのホームは明るくて暖かでした

じぃじはブツブツと文句を言っていましたが自分の部屋に身の回りのものが入って
居心地の良い部屋が出来上がったころには昼食を食べ、おやつを頂いて少し落ち着いていました
こじんまりとしたホームは日本海の松林が窓から見える日当たりの良い新築の建物で
2階3階が25人づつの入居で1階がディサービスです
部屋からでると誰かが居て大きなテレビの前のソファーでは居眠りしている老人やら
職員の人と話している車椅子の老人やらと安心する雰囲気です

じぃじと誕生日のケーキを食べながら色々話しました
帰る頃には、じぃじは「ここでやってみるわ」と言ってくれて私も「頑張るわ」と言って
帰途につきました
なかなか入居できるホームが見つからなくて諦めてかけていたとき
3月の中頃 兄が家の近所に建設中のこのホームを見つけました
何軒も特老やグループホームなどを運営している会社で
新しい建物はとても使いやすく明るくて私が入居したいくらいでした
バタバタと準備が始まりました
じぃじにはぎりぎりまでディサービスに行ってもらいました
下着は全部あたらしいものを買い 老人用の靴下 靴 内履き など生活に必要なこまごましたものを買い全部に名前を書きました
洋服や背広などには織りネームを作って縫いつけました
店の2階で毎日少しずつ準備しながら「これが私がしてあげれる最後の事かな」などと感傷的になったりしました
失禁が多くなって服をそっくり着替える日々が続いていたので屎瓶で採尿する練習をさせてみました
なかなか 練習してくれなくて服の着替えをどれだけ持って行こうか悩んでいたのですが
上手に採尿できるようになってじぃじも気持ちが楽になったようです
最後にホームの方にお願いしたい事柄をパソコンで打ち込み
ご近所やディサービスへの御礼 ホームへの手土産の用意ができたのが2日前でした

当日の朝はご近所の方が見送って下さり10年以上住んだ滋賀の家をあとにしました

帰りの高速は真っ暗で雨も降り出し走っても走っても家に着かず疲れました
家に着きじぃじの部屋の戸を開けるとシーンとして脱ぎちらかした朝のまま
尿の臭いがぷーんとしていました
すごい寂しさに襲われてお風呂の中で泣きました
なんて勝手なんでしょうか
ですが2日3日とたち兄からじぃじの落ち着いた近況を聞くたびに良かったと安堵し
ケアマネージャーから笑顔で「よろしくお願いします」とじぃじから挨拶されたというメールが届き私たちもしっかり暮らさねばと気持ちを新たにしています

まずは やっぱり片付けから・・・・・(*´∀`*)